化学メーカーって男性ばかりだし、オシャレってどこまでできるのかな?
通勤はどんな服を着ていけば良い?
ネイルやアクセサリーは?
これから化学メーカーを目指す、もしくは化学メーカーに内定が決まっている女子大生の皆さん。
オシャレは楽しみたいけど、どこまでOKなのか良くわからない……。
という方も多いのではないでしょうか?
私も入社前は、どこまでOKか分からずひたすらネットで検索していましたが、研究職って特殊過ぎて参考になる情報はあまりなかった……(泣)
そこで!!!
今回は実際に化学メーカーで研究職として働く私が、女性研究職の身だしなみマナーについてまとめました。
結論から述べますと、配属される部署や担当製品で結構違います!
配属先が決まっている人は、そこに確認をするのがベストです。
これから就職活動をする人は、扱う製品による部分も大きいので、そこを確認しながら就職活動を進めると良いかと思います。
実は人事はそれほど詳細に把握していないことが多いので、できれば実際に現場で働いている人に確認するのが良いです。
私の知っている例をいくつか紹介しますので、確認する際の参考にしてください!
仕事中は作業服の会社が多い
化学メーカーだと、研究所であっても工場と同じような上下作業服に安全靴という会社が多いです。
時々、靴だけはそのままとか、私服の上に白衣というパターンも聞きますが少数派です。
安全面は厳しくなる方向にしか進まないので、作業服は嫌!と思っていても諦めるしかありません。
通勤服はどういう服装?
基本自由に好きな服でOK!
どのみち着替えることになるので、通勤服は自由に好きな服を着て問題ありません。
会社によっては、ジーンズNGなどという規則がある場合もあるので、その点だけ注意しましょう。
ただし、次の2点については避けたほうがベターです。
【NG】露出の多い服装や派手な服
まぁ、社会人なので……。
特に化学メーカーは女性が少ないこともあり、かなり目立ちます!!!
そんなの気にしない!という方なら良いですが、陰口はやっぱり言われちゃいます。
【NG】ヒールの高い靴や滑りやすい靴
これは、もし転んでしまった場合非常に面倒だからです。
実は会社の敷地内であったら、通勤中であっても労災となります。化学メーカーは安全にとっっっても厳しいです。特に大企業であればあるほど。
万が一労災が起こったものなら、原因を追求し改善策を立てて……と、とっても面倒なことになります。
自分自身も大変ですし、関係する人も巻き込んでしまいます。なので、できれば不安定な靴は避けたほうが良いです。
悩んだ時は無難な服を着れば大丈夫
結局どうしたら良いの?という方は、次のような服装をおすすめします。
悩んだ時は、とりあえずこんな感じで。
- 上→ニットやブラウス
- 下→キレイめパンツ ひざ丈スカート
- 靴→歩きやすいパンプス (スニーカーの人も多いよ!)
ヘアスタイルやメイクも基本自由
これも服装同様、基本的に自由で好きなようにして良いですが、いくつか注意点もあります。
長い髪はまとめましょう
髪に薬品が着いてしまったり髪を経由して顔に被液する可能性があります。
普通に危ないので、業務中はまとめたほうが良いです。
ヘアカラーは結構みんな自由
私の会社でも、学会やセミナーで出会う他社さんでも、まれに奇抜なヘアカラーの人はいます。
顧客商売でもないので、ヘアカラーの自由度は高いです。
場合によって制限があるので注意
クリーンルームで作業する必要がある場合は、メイクNGのケースもあります。
日焼け止めすらNGという話も聞いたことがあります。
女性にとっては、大きな問題ですよね?
クリーンルームで作業する可能性がある場合は、事前に確認すると良いかと思います。
アクセサリーは作業環境による。
ピアスやネックレスなどは、好きな人にとっては付けているだけで気分も上がって仕事が捗りますよね。
アクセサリーの可否は配属先の作業環境によってかなり違いがあります。
研究所はどの会社もゆるめ
基礎研究などはピアスもネックレスも特に何も言われない……という場合が多いです。
ちなみに私は研究所勤務ですが、普段ピアス付けてます。
上司の考えにもよるので、入社後様子を見て判断するのが無難ではあります。
成型・成膜するような場合は厳しい
化学メーカーの中でも、高分子を取り扱う場合は樹脂を成形加工したりフィルム成膜を行う場合があります。
こういった場では、万が一ピアスを落としてしまったら装置が壊れるかもしれないですし、ネックレスが機械に引っかかってしまったら最悪の場合命を落としかねません。
そのため、仕事中アクセサリーは外すようにしましょう。
工場は基本NG。出張に行く場合は注意
普段は研究所で勤務していても、出張で工場に出向くことはよくあります。
工場は基本的にアクセサリー類はNGなので、敷地内に入る前に外す必要があります。
シャンプーや洗剤、柔軟剤が制限されることも……
これ、実際聞いた時とても驚いたのですが、シャンプーや洗剤、柔軟剤を制限される職場もあります。
髪や服に微量に残った香料等のコンタミネーション(汚染)を避けるためのようです。
その職場では、シャンプーも洗剤・柔軟剤も、会社指定のものを使用する必要があるとのことでした。
かなり稀な例ですが、ちょっとそれは……と思う人は事前に確認をするようにしましょう。
まとめ
以上、実際に化学メーカーで研究職として働く私が、女性研究職の身だしなみマナーについてまとめました。
結局のところ、配属される部署や担当製品で結構違います。
この記事の例を元に、配属先が決まっている人はそこに確認を。
これから就職活動をする人は、確認しながら就職活動を進めると良いかと思います。
できれば、人事ではなく実際に現場で働いている人に確認するようにしてください。
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