職場復帰を控える育休中の方や、これから子どもを考える方。特に女性の少ない職種や職場だと、仕事と育児への両立について不安や悩みは尽きませんよね……。
そういう私も、復帰前は不安で押しつぶされそうな日々を送っていましたが、いざ復帰してみるとなんだかんだ、どうにか過ごせています。この記事ではなんだかんだ、どうにか過ごせているケースについて書いています。
会社や所属部署、家庭の状況によって100人いれば100人違ってくる話ではありますが、私の経験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
こんにちは、うめ子です。化学メーカーで研究職として働いています。
入社6年目で第一子を出産。約1年の産休・育休を経て職場復帰しました。復帰直後から現在に至るまで、フルタイムワーママとして日々奮闘しています。
復帰後について、ざっくりまとめるとこんな感じです。
まず初めに、私たち家族と仕事内容について簡単にご紹介します!
会社と職種は異なりますが、夫婦ともにメーカー勤務の総合職です。私も夫も地元が遠く、両親(子にとっての祖父母)には頼れない状況。
子どもは1人目で、生後9ヶ月で保育園に入ることになりました。
私の仕事内容は、研究職の中でもかなり基礎研究に近い部署に所属しています。
社内の開発部門と連携して製品開発をしており、顧客と直接やり取りすることは少ない部署です。開発部門の持つテーマに個人で参加することが多いため、部署の中ではかなりの裁量を持たせてもらっています。
右も左も分からない新人の頃は裁量が大きいことが辛かった……。
でも、今となっては自分でスケジュールを組める働き方に助けられています。
育休復帰後の生活は?
時短勤務は使用せず、復帰直後からフルタイムで勤務しています。
子どもがまだ小さいので、フレックスを活用して1時間ずらした勤務時間を取らせてもらっています。
朝は夫担当。1時間早く出社。
朝、子どもを保育園へ送迎するのは夫の担当にしています。私の会社は朝9:00始業ですが、1時間早い8:00には会社について仕事を始めています。
朝のタイムスケジュールはこんな感じ。
- 6:00起床 弁当&朝食作り
- 6:30子どもを起こして一緒に朝ごはん
夫は先に自分の身支度
- 6:45一足先に食べ終えて身支度
子どもは引き続き夫と朝ごはん
- 6:55連絡帳を記入、子どもの登園グッズを準備
夫と子どもは、ぼちぼち朝ごはん終了
- 7:00朝ごはんの片付け、できるだけの家事
夫は子どものお着替え、身支度
- 7:203人一緒に家を出る
私はそのまま出社。子は夫と保育園へ。
- 8:00お仕事開始
夕方は私担当。1時間早く退社。
早く業務開始した分、終了時間も1時間早くしていただいています。
- 16:30退社、急いでお迎えに
- 17:45帰宅。すぐに夜ご飯準備
この間、子どもはぐずるので抱っこ多め……。
- 18:00子どもの夜ご飯・お風呂
- 19:00夫帰宅。急いで大人の夜ご飯準備
- 19:15大人の夜ご飯
- 20:00寝かしつけor家事
夫と分担。私が家事する方が多め。
- 21:00~22:00寝かしつけ・家事終了
終了次第、お互い自由時間スタート!
- 23:00就寝
週に1〜2日は残業も。
夫の会社はノー残デーが週に1回あるので、その日は子どものお迎えも夫に頼み、私は2〜3時間残業をしています。その他にも、夫が早く終われる日は残業させてもらっています。
子どもの病院などで遅れて出社したり早く帰ることもあるので、月の残業時間としてはだいたい10〜15時間となっています。
今の生活は大変か?
大変ではありますが、毎日1,2時間程度は自由時間をとれています。そのおかげで、少しずつですが勉強をしたり、ブログを書いたりできています。
連日20〜21時まで仕事していた頃と比べると、今のほうが充実している生活ができているかもと感じるほどです。
それもこれも、夫との分担が上手くできているからこそ!
今後、夫が忙しくなってしまいバランスが崩れてしまった場合は、また考える必要があるなと感じています。また、子どもがもう少し大きくなったら、定時勤務に戻る予定にもしています。
育休復帰後の仕事内容の変化は?
休職前と大きくは変わらない
復帰後も、基本的には休職前にしていた業務と同じ仕事をさせてもらっています。1年近く離れたにもかかわらず、希望通り元の仕事を担当させてくれている上司には感謝しています。
ただ、上司からすると「1年抜けても、この分野はまだ君が一番詳しい。いない間なんとか繋いだけど、あくまで繋いだだけ。」とのこと。
これを聞いた時は嬉しかった……。
休む前に仕事の基盤をしっかり築けていたのかな。
戻れなかったテーマもある
そうは言うものの、全ての仕事に戻れたわけではありません。休職中、後輩に引き継ぎを頼んだ一部の仕事については戻れませんでした。
それなりに責任もあり、やりがいをもって数年取り組んでいたテーマでしたので、内心ショックはありました。
私が積み上げたものなんだけどな……
という気持ちも正直あります。
しかし、休職関係なく仕事はいずれ後輩へ引き継いでいくものなので、そのタイミングだったと自分に言い聞かせています。
仕事量はあまり変わっていない
仕事量については、実は休職前後であまり変わっていません。一部後輩に引き継いだ仕事もありましたが、復帰後新規で始まったものもあります。
働ける時間は確実に減ったので、どうやって効率よく進めるか毎日必死で考えながら働いています。
今の仕事は大変か?
正直、余裕はありません。
とにかく時間が足りないです。
働き方改革で業務時間管理が厳しく、家に持ち帰ることもできず……。(良いことなんですけどね!本来、仕事は持ち帰るべきではありません!!!)
それでも、やっぱり働く上で感謝されたり、頼りにしてもらえたりということが何より嬉しくて、そう言ってくれる人たちのためにもっと頑張ろうという気持ちになります。
周囲の期待に応えるためにも、無駄のない効率的な働き方を意識しています。
まとめ
私の育休明け直後の生活と仕事内容については、こんな感じです。
復帰前は正直めちゃくちゃ不安で……。上手くいくのかな?大丈夫かな?と毎日心配していました。
でも実際に復帰してみると、案外どうにかなるものです。
職場復帰を控える育休中の方や、これから子どもを考える研究職の皆さん。
何かと不安があるかと思いますが、これまでの自分の積み重ねを信じて、家族とも協力して乗り越えて欲しいです。仕事かプライベートか、どちらかを諦める選択をせざるを得ない人が一人でも減ることを願っています。
↓子育てと両立する上での、研究職のメリット・デメリットはこちらにまとめています☆
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